育むべきものは心のたくましさ
「そうか、わかった!」「残念、今度こそ!」
「元気、集中、マナー」を合言葉にしているアルゴクラブでは、毎日、全国各地の教室から子どもたちの元気な声が響いています。しかし、ひとたびゲームや問題に取り組むと、一転してピンと教室の空気が張り詰めます。それは、彼らが決着や回答に至るまでの『考える過程』を心から楽しんでいるからです。そして、「友だちもきっと、自分と同様に夢中になって考えているだろう」と、人の立場や気持ちを思い遣れるようになっているからです。
アルゴクラブの子どもたちは、ゲームに勝ったり負けたり、問題が解けたり解けなかったりをくり返す中で自然に、礼儀やマナーを積み重ねています。それは、礼儀やマナーをおろそかにしてしまうと、本当の喜びも悔しさも友だち同士で分かち合えないことを、身を持って学んでいるからです。
アルゴクラブは、全国の情熱あふれた先生方がコーチとして指導にあたっています。また、数学界や教育界を始め、さまざまな分野のサポーターを擁しています。その頭脳と経験を結集し、数理と礼儀の指導を通じて人生のどんな場面でも、どんな難題に対しても、気負わず、恐れず、あきらめずに、まっすぐに向き合って生きていける子どもを今後も育て続けてまいります。
アルゴクラブ代表 中屋敷俊明